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語源・由来・歴史

同人界では古くから使われ、正確な初出は不明であるが、商業では 山田南平『久美子 & 慎吾シリーズ』で「アホ毛」という語が初めて用いられたという説がある。この作品は白泉社の雑誌「花とゆめ」199020号からシリーズ連載が開始されている。そのコミックスの中で作者自らヒロイン久美子の1本毛の事を「アホ毛」と言及。同氏は同人出身であるため、その影響と思われる。

東浩紀著『動物化するポストモダン』(ISBN 4-06-149575-5) では、

「『触覚のように刎ねた髪』は、筆者の観察では、90代の半ば、ノベルゲームの『痕』で現れたことから一般化し」(p.66

 

と記されている。同ゲームのキャラクター・柏木初音の「触覚のように跳ねた髪」は本項の「アホ毛」そのものであり、同作が発売された1996年当時からこのような表現が見られたこと、そしてその時点ではまだ これを「アホ毛」と呼ぶのが一般的でなかったことを示している。

「触角」はその翌年に同社がリリースしたToHeartの雛山理緒が、ある昆虫に類似した跳ねた前髪をしていた為、これと言い分けられるようになったとも取れる。

ドリマガ増刊 RASPBERRY Vol.17には、アホ毛の最初の由来はStudio e.go!のマスコットキャラであるデボスズメだと記載されている。

日本の少女漫画の嚆矢である手塚治虫『リボンの騎士』の主人公サファイア、また後年の『ふしぎなメルモ』の主人公メルモではさらに明らかに、髪を跳ねさせることによるキャラクター造形を見ることができる。呼称としては近年であるがキャラクターの造形法としての歴史は古そうである。また、髪の毛に特殊な能力を持たせる例は水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公鬼太郎の「妖怪アンテナ」(妖気を感じると髪の毛が一房棘のように逆立つ)の表現に原型を見ることができる。さらに遡ればAE・ヴァン・ヴォークトのSF小説『スラン』の触毛スランが元祖と思われる。

アホ毛を持つ男性キャラクターの元祖は『ジャングルはいつもハレのちグゥ』(1996年から連載開始)のハレと推測される。ゲームでは『ファイナルファンタジータクティクス』(1997年)の主人公ラムザ・ベオルブがアホ毛を持っている。なお「疲労・落胆」のパターンにおいては、魔夜峰央『パタリロ!』作中、ジャック・バンコランやマライヒ、ヒューイットら長髪の美形男性キャラクター達が困ったり言いくるめられたりしたときに、困惑の度合いに応じてまとまった髪の中の1本または数本、あるいは束になってくるりと1回転して撥ね出てくる描写がある。

一方、アメリカン・コミックス (アメコミ) の世界においては、男性のアホ毛は古くからその存在が確認されている。たとえば、古典アメコミの代表格である『スーパーマン』では、主人公スーパーマンの前髪一束が小さくはねるように描かれており、それ自身が彼のトレードマークとなっている。実際、その実写映画においても、彼を演じた俳優のクリストファー・リーヴやブランドン・ラウスらは、前髪に意識的にアホ毛を作り出して撮影に臨んだ。

アホ毛がキャラクターデザインに取り入れられている場合、その本数は1本ないし2本が殆どだが、『魔法遣いに大切なこと』の主人公菊池ユメは、アホ毛が3本もあるという点で他には無い特徴を持ったキャラクターである。

アホ毛がキャラクターを語る上で重大な意味を持ったり、アホ毛そのものがキャラクター本人よりも重要であったりすることがある。これは年々、アホ毛の認識度や知名度が上がってきたことに原因があると思われる。コミック漫画・アニメ・ドラマCD・その他の他雑誌への作者の出張掲載において『ぱにぽに』の主要ヒロインの一人・姫子のアホ毛は取り外し可能であったり、あらゆる精神波や電波や虫の知らせのような概念的・超自然的なもの、果ては異性人のファ-ストコンタクトをそのアホ毛で受信したり、アホ毛そのものに人格が存在したり、あろうことか寄生虫のごとく姫子を乗っ取ろうとしたりと、明らかにキャラクター本人よりも重要に扱われている。また『Fate/hollow ataraxia』においては、ヒロインの一人・セイバーのアホ毛を他者が触れることで、彼女の別人格である黒セイバーが現れる。人格のみならず服装も瞬時に変貌するため、アホ毛に関する仕掛けの中では現在のところ最も大掛かりなものではないかと思われる。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

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イヌ(犬)は、イヌ科の動物。ネコ目イヌ科イヌ属に分類される。

 

学名は Canis lupus familiaris。イヌはリンネ(1758年)以来、伝統的に独立種 Canis familiaris とされてきたが、イヌをタイリクオオカミ (Canis lupus) の亜種の一つとする学説(1993年、 D.E.Wilson and D.A.M.Reeder)が、現在は受容されつつある。

 

広義の「イヌ」(後述)と区別して「イエイヌ」(英名 Domestic Dog)とも言うが、これは伝統的な学名 C. familiaris (家族の-) に対応した呼称。

 

また、広義の「イヌ」は広くイヌ科に属する動物 (イエイヌ、オオカミ、コヨーテ、ジャッカル、キツネ、タヌキ、ヤブイヌ、リカオンなど) の総称でもあるが、日本ではこちらの用法はあまり一般的ではなく、欧文翻訳の際、イヌ科動物を表す dogs の訳語として当てられるときも「イヌ類」などとしてイエイヌと区別するのが普通である。以下では狭義のイヌ(イエイヌ)についてのみ解説する。

 

イエイヌは人間の手によって作り出された動物群である。最も古くに家畜化されたと考えられる動物であり、現在も、ネコ Felis silvestris catus と並んで代表的なペットまたはコンパニオンアニマルとして、広く飼育され、親しまれている。

 

野生化したものを野犬(やけん、のいぬ)といい、あたかも標準和名のように、カタカナで「ノイヌ」と表記されることも多いが、もちろん種や亜種としてイエイヌから区別されるわけではない。

 

犬種については犬の品種一覧を参照。現在、ジャパンケネルクラブ (JKC) では、国際畜犬連盟 (FCI) が公認する331犬種を公認し、そのうち176犬種を登録してスタンダードを定めている。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

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