思い出

幼い頃からの夢
取り戻せない瞬間、老いへの焦り…。
それでも、この肉体に宿る未成熟な自分がもがいてる、
渇望してる、そして寂しがっている。
世の中の常識に縛られてこのまま希薄になっていくのは嫌。
自分の気持ちを大切に自由にときめいていたい。

そんな気持ちと、１０いくつも年下のあの子に対する思いは
微妙にリンクしている。

憧れていた世界へなぜ飛び込んでみなかったの？私！
思ったようにやってみたかった人生…
今は…
好きな音楽の世界で生きていこうとしている彼を通じて、
夢の実現を共感してみたい♪って思う。

でも、彼に恋にも似た感情を持ってしまいそうで怖い。
気をつけなきゃ。
これまでの常識で考えたら有り得ないような関わり方を
しているとは思う。
でも、時代が変われば、パラダイムがシフトすれば、
私の生き方だって普通だってこともありかも。
だから、いい関係を作っていきたい。
黄昏れていた私が、爽やかな風を感じて振り返ってみたら、
そこに君がいた。

今は、遠い思い出。